つらつらと書込みしていきます。
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伊豆の踊子 川端康成から

道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。



伊豆の踊子』の冒頭部分。この後、主人公の20歳の「私」は、峠の茶屋で、期待したとおりに、踊り子のいる旅芸人の一行に再会したのです。

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禽獣  川端康成から

は年のせいか、男と会うのがだんだんいやになって来てね。男っていやなもんだね。直ぐこっちが疲れる。飯を食うのも、旅行をするのも、相手はやっぱり女に限るね」
「結婚したらいいじゃないか」
「それもね、薄情そうに見える女の方がいいんだから、だめだよ。こいつは薄情そうだなと思いながら、知らん顔でつきあってるのが、結局一番楽だね。女中もなるべく薄情そうなのを雇うことにしている」



川端康成の『禽獣』は短編ですが、どこか『雪国』の設定を彷彿とさせるものがある作品に感じます。主人公の「」は千花子との関係に疲れたのか、動物に救いを求めます。
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